朝派?夜派?ヨーグルトは食べるタイミングで効果が変わる(無料で読める新聞ランキング9位)-11月21日あれこれニュース


美容のために食べている人も多いヨーグルト。発酵させて作られるヨーグルトには乳酸菌がたっぷり含まれていて、食べた物の消化を促進して便通を整え、腸内環境を良くしたり、免疫力を高め有害物質を除去したりする働きがあります。

健康面から美容面まで幅広い効果が期待できるヨーグルトですが、あなたは1日の中でいつ食べていますか? 朝、それとも夜?

実は、ヨーグルトに期待する効果によって、食べるとよいタイミングが異なるのです! そこで今回は、管理栄養士の筆者が、“ヨーグルトを食べるべきタイミング”について、抱えるお悩みの症状別にご紹介いたします。
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■1:“肌の調子を整えたい人”は夜

美肌効果を期待している人は“夜”にヨーグルトを食べるのがオススメです。

深い眠りについているときは美肌を作る大きなチャンス! というのも、細胞の修復や新しい細胞を作って綺麗な肌作りに一役かってくれている成長ホルモンという成分は、睡眠1時間後に体内に多く分泌されます。

特に、外的刺激で起こる肌トラブルはスキンケアが重要ですが、ホルモンやストレスなど内的刺激で起こる肌トラブルは、必要な栄養分を摂ることが重要。空腹の方が乳酸菌は腸に届きやすいので、“夕食後2時間以降、寝る30分以上前”に、プレーンヨーグルトを食べるといいですね。

 

■2:“便秘を解消したい人”は朝

便秘解消効果を期待している人は“朝”に食べるのがオススメです。

寝起きの体はまだ内臓機能も眠っている状態。胃に食べ物や飲み物が入ると、腸も一緒になって消化のために動きます。空腹な状態の時ほど、胃や腸の動きは活発に動きます。また、冷たいものは温かいものよりも早く胃に到達します。

便秘解消のためには、食物繊維の多いパイナップルやキウイなども混ぜ、冷たいヨーグルトを食べて、腸を刺激するといいですね。

 

■3:“冷え性を改善したい人”は朝

冷え性改善効果を期待している人は、“朝”に食べるのがオススメです。

ヨーグルトはカルシウムや乳酸菌などの栄養素が人気ですが、良質なたんぱく源でもあります。体でエネルギー源となるものは、炭水化物、脂質、タンパク質ですが、タンパク質が一番体で熱を作ります。

寝起きは体温が低い状態。朝食抜きは体温が低いままで、1日中低い体温が続きやすくなってしまいます。朝にヨーグルトを食べると、効率よく身体が温かくなり、冷えも改善されやすくなるのです。

 

いかがでしたか。今回は、抱えるお悩みの症状別のヨーグルトを食べるタイミングについてご紹介いたしました。

せっかく食べるのであれば、自分の悩みを解決できる時間に食べたいですね。もちろん、食べ過ぎはカロリーオーバーになるので、1日1~2カップ(50~100g)程にしましょう。

(ライター 望月理恵子)

【コメント】
朝に晩にフルーツを入れて2度食べるのが最も効果的!