「長男・長女」に絶対にしてはいけないパパ・ママのNG行動3つ(無料で読める新聞ランキング5位)-あれこれニュース

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第1子の誕生、初めての子育てに戸惑うこともたくさんありますよね。

ところで、“生まれ順が性格やライフスタイルなどに影響を及ぼす”と言われていることをご存じでしょうか? 第1子の子育ては手探りでやっていることも少なくないだけに、実はNGな接し方をしてしまい、子どもに悪影響を及ぼしていたら……それは大変!

そこで今回は、認知療法士リンダ・ブレアさんの著書『きょうだいの暗号』や『WooRis』の過去記事を参考に、“長男・長女に親がしてはいけないNG行動”を3つご紹介します。

■1:十分に誉めてあげない

第1子の特徴の一つに、親や他人、権威のある人から誉められたり、認められたりしたいという欲求が強いことがあるようです。

というのも、第2子が生まれるまでは、親や周囲の大人の愛情はすべて自分のものだったのが、そうではなくなり、代わりに親以外の大人から愛情を得ようとするからだとか。

こういった経緯から、“承認欲求”が強めの第1子には、意識的に誉めてあげるようにしたいですね。親の誉め言葉は、子どもの心を育むことにつながり、何よりの栄養補給になります。

 

■2:完璧を求める態度で接する 

親や先生の期待に応えたい、喜ばせたいという気持ちも強い第1子。几帳面で責任感が強かったり、面倒見が良かったりで、リーダータイプに多いとのこと。

その一方で、大きな負担を抱え込み、うまく行かなかったときに燃え尽きやすいようです。

そういう傾向を持ちやすい第1子には、完璧を求める態度で接することは控えたいところ。子どもが何かに取り組んでいる過程で、かりに失敗したとしても「大丈夫だよ!」と、おおらかな態度で接してあげましょう。

あたたかく見守ってあげることが、子どもの力を伸ばします。

 

■3:“第2子集中”になってしまう

第1子は、第2子が生まれると、“親の愛情の喪失”という体験をすることになりますよね。この体験は、幼少期の子どもにとって大きな衝撃・喪失感に……。

そこで注意したいのが、第2子に意識が集中してしまい、第1子への心のケアが足りなくなること。

「思春期に突然グレちゃうかも…?“長女に言ってはいけない”フレーズ3つ」でもご紹介していますが、「お兄(姉)ちゃんなんだから、我慢しなさい」「今忙しいから、ベタベタしてこないで」など、極力言わないようにしましょう。より一層子どもの心を不安定にさせてしまうので、ご注意くださいね。